寒い冬。冷え切った寝具に入る時、体がブルブル震えるあの寒さ。

その救世主として一番頼りになるのは、やはり電気毛布ですよね。

あの温かさを一度経験すると、もう電気毛布無しの冬の眠りは考えられません。

 

しかしです。。。

 

その温かさを代償に、使い方によっては眠りの質を大きく落としてしまっている可能性があること、ご存じですか？

 

 

私たちは寝入りのときに深部体温を急激に落とすことで、深い眠りに入る体のメカニズムになっています。

そして、就寝中は文字通り「スリープモード」で、低い深部体温を維持します。

（起床一時間前くらいに深部体温は再び上昇し、起床の活動に備えます）

 

そうです。

良眠につながる睡眠時における体温変化のキーワード、

「ゆっくり上がって、ストンと落ちて、スリープモード」です。

 

質の高い眠りを得るポイントは、この体温変化のメカニズムを支える就寝環境を整えること。

 

それがです！！！

 

体は深い眠りに入るため体温を下げようとしているのに、電気毛布が高温設定されていて、体温低下を妨げたら眠りはどうなるか。

 

体温が低い就寝中、必要以上に電気毛布で体を温められ、寝床内で汗を沢山かいたらどうなるか。

 

あたたかく眠りたい気持ちとは反対に、寝入りが悪く、寝冷えに繋がってしまうことにもなります。

 

電気毛布の役割は、「就寝30分前に電源を入れ、寝床内を温めておく暖房器具」と考えましょう。

そして、寝床に入ったら必ず電源を切るようにしましょう。

 

 

タイマー機能があれば、起床前の１～２時間前に電源が再び入るように設定し、カラダを温めながら起床するのもおススメです。

眠りの質を損ねないよう、電気毛布は賢くご活用くださいね。

 

 

＜＜　あるあるNG　その１

あるあるNG　その３　＞＞  

 

【冬の眠りを妨げる あるあるNG行動】

あるあるNG序章

あなたの寒さ対策、実は逆効果かも！？

あるあるNGその１

寝る直前に熱いお風呂に入り、体をしっかり温める？？

あるあるNGその２
電気毛布の活用で、一晩中布団もポカポカ？？

あるあるNGその３

暖かい冬用ルームウェアを、パジャマにも？？

あるあるNGその４
毛布は体の上に直接掛けて使う？？

あるあるNGその５
エアコンは体に悪いからつけたまま寝ない？？