【冬の眠りを妨げる あるあるNG行動③】暖かい冬用ルームウェアを、パジャマにも??

2021-01-09 10:46:39

若い世代を中心に、ルームウェア(室内着)でそのまま寝る人たちも多くなっています。

帰宅後にルームウェアに着替え、寝る前にまたパジャマ(寝間着)に着替えるのは、確かに面倒くさいですよね。

 

でも、意外と皆さん知らないのが、ルームウェアとパジャマは、環境も役割も実は違うこと。

 

寒い冬の部屋。

部屋で汗をかいたり、活動的に動き回ったりすることはないので、ルームウェアに吸湿発散性や機動性は必要ありません。

じっとしていても暖かい、保温性の高いアクリル製のフリースやボア、厚手のトレーナーをルームウェアにする人が多いと思います。

 

 

対して冬の寝床内環境。

寝入りに体温を下げるため、私たちは冬でも布団の中でコップ一杯くらい汗をかきます。

また、眠りのリズムを保つため、定期的に寝返りを打ちます。

 

もし吸湿発散性の低いアクリル製フリースや、厚手のルームウェアでそのまま寝たらどうなるか???

 

寝床内でかいた汗の湿気が放出されません。そして、そのまま冷えると、寝ているときに体温を奪われてしまいます。

アクリルやポリエステル製のパジャマは、寝床内では必要以上に暑くなり過ぎることもよくあります。その結果、汗をかき過ぎたり、無意識に布団を剥いでしまうことも。。。(特にお子さん)

 

 

また、動きにくい厚手のパジャマは寝返りを打ちにくくし、眠りのリズムが狂ってしまいます。

 

そこで、2つのご提案!

その1.寝床内の保温対策は、寝具や暖房器具に任せましょう。

その2.パジャマは、「吸湿発散性の高い天然素材」、「寝返りしやすい服装」を重視しましょう。

 

「ルームウェアとパジャマを兼用したい」という方は、パジャマに適した衣服をルームウェアに選び、室内では重ね着等で寒さ対策を取るのがおススメです。

 

<<重要な機能のまとめ>>

  ルームウェア パジャマ
保温性
吸湿発散性
機動性
兼用する場合

パジャマに最適な衣類を合わせる。

室内での寒さ対策は重ね着で。

 

また、寝入りに寒いからと、靴下を履いて寝る方もおられますよね。

 

気持ちはよーくわかります。

でも、靴下は足首を締め付けて血行不良を起こしたり、深部体温の放熱作業を妨げるので、実はあまりおススメできません。

 

寒いからどうしてもという方は、通気性が高く、足首の締め付けのゆるい、就寝用専用ソックスを使いましょう。

 

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【冬の眠りを妨げる あるあるNG行動】

あるあるNG序章

あなたの寒さ対策、実は逆効果かも!?

あるあるNGその

寝る直前に熱いお風呂に入り、体をしっかり温める??

あるあるNGその
電気毛布の活用で、一晩中布団もポカポカ??

あるあるNGその

暖かい冬用ルームウェアを、パジャマにも??

あるあるNGその
毛布は体の上に直接掛けて使う??

あるあるNGその
エアコンは体に悪いからつけたまま寝ない??

 

 

 

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